昨日、ポニョ観てきました。
レイトショーで観に行ったんだけど、後ろの席に座った子供たちがもう、うるせえのなんのって!座席ガッツガツ蹴って、ペチャクチャ喋って、歩きまわって……もうね、あんなちっちゃい子、レイトショーなんか連れてきちゃだめだよ、お母さん。お母さん全然注意しないの。しかも途中で煙草吸いに出てんの(その間、子供たちやりたい放題)
エンディングを大合唱し始めた時にはもう笑うしかなかったね…(お兄ちゃんだかお姉ちゃんだからしき子が「こら!口パク!口パク!」って言ってたのにも笑った)
さて、明日はちょっくら京都まで行って来ます。
まさくんの誕生日を祝いに。嘘。全然関係ない。
夏の予定はこれで全部おわり。長かったぜ、夏!あと、誕生日おめでとう、まさくん!DVD予約したからね!
最後に、ポニョ感想もどきいきまーす(いつになく辛口です)
・全体的に、はあ?ってなる
観に行った友人に「どうだったの?おもしろかった?」って聞いたら、「なんかねー……で?…みたいな話やったわ」と言われてたんだけど、まさにそのとおり。全体的に説明が足りなさすぎ。本当、はあ?ってなる。
・そもそも、ポニョっていったい
さかなのこ~と歌われてるからにはさかなのこなんだろうけど、そもそも両親が魚じゃない。どういうことこれ。
そうすけは「金魚」とか言ってたけど、金魚は海に住んでないよ…いや、途中から淡水でも生きてたけど…老人が「人面魚」と言ってたのも気になる。見る人によって違うのか、人面魚だろうが金魚だろうがどーでもええわいっていうおおらかな人ばっかなのか……
・とことん可愛くないヒロイン
ポニョがヒロインということを認めたくなくなるくらいにくったらしい。いま公式サイトで調べたら「海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語」って書いてた。このわがままっぷりがさ、こう、私を逆撫でしまくるんだよ!さかなだけに!(また寒いこと言った)
・きもちわるいヒロイン
魚→半漁人→人間になるんだけど、この半漁人が半端なくきもちわるい。
・こわいヒロイン
そうすけのハムにがっつくポニョが最高にホラー。私ならすぐさま道路に叩きつける。こわい。
・これ、ホラー映画じゃないか?
ポニョ父が操るうようよしたやつ(名前分からん)とかでかい魚とか、そうすけを追いかけるポニョなんか、もう最高にホラー。こんなん実際見たら失神する。
・とにかくきもちわるいんだよ、全体的に
有名な蓮画像とか、ボラ大量発生したときの映像とかが見れない人は見ないほうがいいと思います。ぞわわわ~ってなります。そういうシーンの連続なので、鳥肌がおさまる暇がありません。まあつまり私のことなんですけど。
・え?なに?どういうこと?ちょっとまっ…
ストーリーというストーリーが全然ない。説明する気もない。ただ「見とけ!これがジブリの力だ!」みたいな映像。
・え、街、沈んじゃいましたけど
これはあれだ、「きもちわるい妖怪のせいで街が沈没する話」だ。全然メルヘンじゃねえぞ!
・ちょっとまてそうすけ!人生は長いぞ!
ポニョを人間にするため、一生面倒を見ると約束したそうすけ。お姉さんは止めておいたほうがいいと思うんだけどなあ~。
・リサもえ
この映画で唯一もえることができるのは、そうすけの母、リサだけです。褒めるとしたらここだけ。
・総評:……で?
今回は辛口でお届けしました、感想もどき。いや、でもこれまじで何も残らないよ。全然映画を観た気がしない。どんなに脳ミソふりしぼっても「なんか分からんけどきもかった」って言葉しか出てこないよ。ハヤオは一体なにを作りたかったのか。
まあようじょ的表現はおなかいっぱいになるほど見せられましたけどね。ポニョがいかに幼くて純真な女の子なのか、それがとにかくねちっこい。げっぷ出るかと思った。ハッ、そうか、ハヤオがやりたかったのはこれか!